矢場とんのみそかつ 〜こだわり〜 矢場とんの味

「みそかつ」へのこだわり

 私共「矢場とん」は昭和22年に創業いたしまして60年目を迎えましたが、こんなに長い間皆様にご愛顧いただけたのは「美味しいのものを召し上がっていただきたい」というお客様への気持ちと、 私共の「みそかつへのこだわり」であったように思います。

現在、東海地方(愛知・岐阜・三重の三県)のとんかつ屋で「みそかつ」が無いとんかつ屋はまず99%ありません(もしかしたらあるかもしれませんので100%とは言いません)。しかし、すべてがすべて同じような「みそかつ」を出している訳ではありません。ただ単純に「とんかつにみそだれをかければ良い」というように解釈されると少し困ります。実はそれほど単純な料理ではないのです。

と言うのも、そもそも「とんかつ」も「みそ」も本来くどい食べ物と食材ですから、本当に単純に掛け合わせて食すると、非常に味が濃くなりすぎて、胸焼けがしそうなしつこい味になってしまうからです。

ではどうしたら美味しい「みそかつ」ができるかと言いますと、やはり「厳選された食材」と「とんかつの揚げ方」と「みそだれ」をバランス良くマッチさせる事が最も重要なのです。 厳選された食材にシェフが愛情をそそいで調理し、フロアスタッフが心からのおもてなしをする。これこそが「矢場とん」のこだわりなのです。

「食材」へのこだわり

[豚肉]
やはりとんかつの素材として一番重要なのは豚肉です。そのとんかつの生命線である豚肉は全て南九州産の厳選された生肉を使用しています。 その証拠に「矢場とん」では豚肉を一切叩きません。よくテレビなどでとんかつを作る場面で、これでもかと豚肉を叩くシーンを見ますが、本当に良い豚肉を使用すれば叩かなくても十分柔らかく美味しいのです。 逆に叩く事によって肉筋を破壊してしまって、せっかくの豚肉の旨味が半減してしまいます。
[黒豚肉]
サツマイモの餌で丁寧に育てられたバークシャー種の鹿児島産生黒豚は甘みが増し、脂質を抑えたこだわりの一品です。毎週土曜日に空輸されてきます。しかしながら5頭分しか入荷しない為、矢場町本店、名古屋駅名鉄店、東京銀座店でのみ限定販売しております。この黒豚を目当てに土曜日に来店されるお客様も多数いらっしゃいます。よってほとんど入荷当日に売り切れてしまう程の人気メニューとなっております。
[パン粉]
パン粉はとんかつの食感に大きく影響いたしますので意外に重要な素材です。比較的細かめの生パン粉と乾燥パン粉の2種類をブレンドして使用し、ふんわり感とカリッと感を演出します。
[油]
油はこれも厳選された植物性サラダ油にラードをブレンドして使用します。それにより油切れを良くし、しつこさを軽減します。よって胃にもたれることは決してありません。
[みそだれ]
「矢場とん」秘伝のみそだれは「矢場とん」の命そのものです。レシピは門外不出で詳しい説明はできませんが、「矢場とん」オリジナルで、一年半熟成させた天然醸造の豆味噌を使用し、毎日使う分だけ限られた職人の手により時間を掛け丁寧に作られ、創業当時そのままの味を守り続けています。

「接客」へのこだわり

毎週末、祝日ともなると遠方より矢場とんの「みそかつ」を食べることが目的で来店され、寒さ・暑さ・天候に問わずわざわざ並んでまで召し上がって下さいます。そんなお客様に対して常に感謝の気持ちでおもてなし致しております。

「美味しいものを召し上がっていただきたい」と素材からこだわって作る料理を更に美味しく召し上がっていただける雰囲気づくりに気を配り、お客様に対して的確に対応できるよう常に様子を伺い、大衆的・家庭的なホッとする接客に心がけております。フロアスタッフ全員が、「あの店にもう一度いきたい」「あのスタッフに会いたい」とお客様に思って頂けるよう、一流のサービスを目指しております。